日本空手道松濤會とは

日本空手道松濤會は、流祖船越義珍先生以来、創立80年の伝統を持つ日本最古の空手道会です。
幾多の空手が競技スポーツへの道を選択する中、ひたすらに武道の伝統を守り、自分の敵は自分自身であることを肝に銘じ、ひたすら自分の鍛錬を行うことを目標に稽古を重ねてきました。
国内外にも多くの支部を擁し多くの門人が日々稽古を行っております。

土佐空手道会とは

土佐空手道会は、日本空手道松濤會の支部道場です。

悠遊館館長 下城 力
指導部長 伴野 佳世
指導員 竹邑 有司


*  空手道は武道です。ですから、瓦を割るような見せ物、興業は行いませんし、スポーツのように試合もしません。私たちはどうやったら一撃で人を倒せるか、そのための無駄な力や動作の排除により一本の突きに全てを懸ける。また、空手道に受けと言う技はありませんが、相手の突き、蹴りに対して衝突しない受けを稽古しています。これにより身体の大小、男女の差は無くなります。しかし、本質は稽古を通して自分自身と向かい合い弱い自分自身と戦い克つこと、これこそが空手道の神髄であります。
 土佐空手道会には、様々な経験を持った人達が集まっています。例えば、「合気道」「太極拳」「スポーツ空手」「フルコンタクト空手」など、そんな枠にとらわれないのが土佐支部の特徴でもあり、「みんな仲良く」に繋がるものと思っています。土佐空手道会悠遊館では集まった人がゆったりとした気分で自由に稽古できる道場でありたいと思っています。

リンク

日本空手道松濤會
日本空手道松濤會 孔仁門クラブ - KOUJINMON CLUB -
日本空手道松濤會 広島支部
日本空手道松濤會 大阪支部
日本空手道松濤會 台湾支部



空手道二十訓

一. 空手道は礼に始まり礼に終ることを忘るな

からては、れいにはじまりれいにおわることをわするな

一. 空手に先手なし

からてにせんてなし

一. 空手は義のたすけ

からては、ぎのたすけ

一. 先づ自己を知れ而して他を知れ

まず、じこをしれ、そしてたをしれ

一. 技術より心術

ぎじゅつよりしんじゅつ

一. 心は放たん事を要す

こころは、はなたんことをようす

一. 禍は懈怠に生ず

わざわいは、かいたいにしょうず

一. 道場のみの空手と思ふな

どうじょうのみのからてとおもうな

一. 空手の修業は一生である

からてのしゅぎょうはいっしょうである

一. 凡ゆるものを空手化せよ其処に妙味あり

あらゆるものをからてかせよ、そこにみょうみあり

一. 空手は湯の如し絶えず熱度を与えざれば元の水に還る

からては、ゆのごとし、たえずねつどをあたえざればもとのみずにかえる

一. 勝つ考は持つな負けぬ考は必要

かつかんがえはもつな、まけぬかんがえはひつよう

一. 敵に因って轉化せよ

てきによっててんかせよ

一. 戦は虚実の操縦如何に在り

いくさは、きょじつのそうじゅういかんにあり

一. 人の手足を剣と思へ

ひとのてあしをけんとおもえ

一. 男子門を出づれば百万の敵あり

だんしもんをでづればひゃくまんのてきあり

一. 構は初心者に後は自然体

かまえは、しょしんしゃにあとはしぜんたい

一. 形は正しく実戦は別物

かたは、ただしくじっせんはべつもの

一. 力の強弱体の伸縮技の緩急を忘るな

ちからのきょうじゃく、からだのしんしゅく、わざのかんきゅうをわするな

一. 常に思念工夫せよ

つねに、しねんくふうせよ